終了間際にFKを決めて一矢報いた昭和第一学園MF吉川翔太

 後半に入ると昭和第一学園が気を吐き、球際でよく戦い、コンビネーションで敵陣に押し込んだ。しかし最終局面で崩し切れずにいると、次第に大森学園がカウンターで反撃。11分には左サイドを抜け出したFW19知久晃大(3年)が惜しいシュートを打った。

 終盤は雨が強まった影響もあったか、両者ともにわずかにパスが乱れるなどボールが落ちつかず、しばらく蹴り合いの展開が続いた。

 試合終了間際には、昭和第一学園のMF6吉川翔太(3年)がミドルレンジから直接FKを決めて意地を見せたがタイムアップ。3-1で逃げ切った大森学園は、10日の2回戦で日大豊山と対戦する。

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