国士舘が実践学園との激戦を制す!2年生FW原田悠史が延長戦で決勝弾

値千金の決勝ゴールを奪ったのはFW原田悠史だった(写真=多田哲平)

 壮絶な肉弾戦は国士舘に軍配が上がった。

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 関東高校サッカー大会東京予選の準々決勝が4月17日に行われ、国士舘と実践学園が対戦。国士舘が延長戦の末に1-0で勝利を収めた。

 立ち上がりから各地で激しいマッチアップが繰り返される試合で、国士舘は気迫を見せた。

 ボールホルダーを素早く囲い込み、深いタックルで実践学園の攻め手を摘んでいく。試合が進むにつれて両サイドを広く使った実践学園の攻撃でゴールに迫られるシーンが増えるが、それでも守備の強度を落とさなかった。

 一進一退の攻防は後半も続く。

 5分に実践学園のFW11牧山翔汰(3年)にシュートを浴び、10分にはMF8吉川大地(3年)の鋭い突破から立て続けに絶好機を作られたものの、これを凌いだ国士舘は、後半から出場のFW19濱田大和(3年)とFW20原田悠史(2年)が徐々に本領を発揮。14分に濱田がドリブルで左サイドからチャンスを作り出せば、25分、30分には原田は持ち前のスピードで実践学園の守備陣を翻弄した。

 34分にCKの絶対的なピンチを耐えきると、37分にはDF23大阪竜也(2年)のFKにMF22ワフダーン康音(2年)がヘディングで合わせ、後半アディショナルタイムにはMF7安井創太(2年)のミドルシュートに濱田が頭で飛び込み、実践学園ゴールを襲った。

 それでも前後半の計80分ではゴールが生まれず、決着は延長戦へと持ち越された。

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