多摩大目黒がT2制覇を限りなく近寄せる勝利!駒大高(B)を4発で下す!

先制ゴールを決めた多摩大目黒DF6関谷敦史(手前)

 12月3日、東京都リーグ2部(T2リーグ)の第18節が行われ、多摩大目黒と駒澤大学高等学校(B)が対戦した。試合開始前の時点で多摩大目黒は勝ち点34で首位。同じ勝ち点で三菱養和SCユース(B)と並んでいるものの、三菱養和SCユース(B)より残り試合数が1試合多く、得失点差でも18のリードがあるため、多摩大目黒がこの試合に勝利すればT2リーグの制覇が確定的となる。

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 駒澤大学高等学校(B)のキックオフで試合は開始されると、まずは両チームとも慎重な入りを見せ、立ち上がりはロングボールを前線へ蹴り合う展開が多くなる。

 そんな中、先にチャンスを作ったのは多摩大目黒。前半5分、DF5大橋令典(3年)が右サイドからボールを運び、駒大高(B)ゴールを脅かす。同11分にはフィードボールを受けたMF13相澤礼瑛(3年)がシュートを放つものの、これは駒大高(B)GK12堀尊成(2年)にキャッチされ得点には至らない。

 しかし多摩大目黒は前半23分、ゴール前でDF大橋がシュート。一旦はクリアされるものの、こぼれ球をDF6関谷敦史(3年)が押し込み、先制点を奪う。さらに同28分、多摩大目黒はMF10鈴木善(3年)がゴールを決め、リードを2点に広げる。

 多摩大目黒はサイドを起点にトライアングルを作りながら攻撃を展開。時にロングボールを前線へと送る攻めも織り込むなど、ゴールへの高い意識を感じさせる。一方の駒大高(B)はMF25中澤聡太(2年)のプレースキックやMF13木島凛人(3年)がサイドから攻め上がり、得点を狙っていく。このまま前半終了と思われた45分、多摩大目黒はMF相澤が3点目のゴールを決め、前半を3-0とリードして折り返す。

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