終了間際に劇的ゴール決めた昌平ⅡのFW伊藤風河

　高円宮杯JFA U-18埼玉県S1リーグ(県1部)が、11月26日に行われ、昌平Ⅱ(セカンドチーム)と正智深谷が対戦。昌平Ⅱが1-0で勝利を収めた。

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　戦前の順位は、正智深谷が首位(勝ち点32)で昌平Ⅱが2位(勝ち点31)と、その勝ち点差はわずか1ポイント。正智深谷は勝てば優勝が決まる一方で、昌平Ⅱは勝てば最終節を前に首位に躍り出る、まさに”首位攻防戦”だ。

　そんな大一番で昌平Ⅱは立ち上がりからセカンドボールをすばやく拾って攻撃に転じ、相手を押し込んでいく。それでも対する正智深谷は激しいチェイシングで応戦し、ペースを取り戻そうと試みた。

　前半10分あたりになると、昌平ⅡはSBの背後のスペースで起点を作られ、クロスからゴールに迫られる。しかしこれをDFがはね返し、ゴールにはつながせない。

　前半28分に右サイドのMF8大石桔平(2年)のクロスからバー直撃の際どい場面を正智深谷に作られるが、昌平Ⅱは固い守備でこのピンチを凌ぎ、0-0のスコアレスで試合を折り返した。