静岡学園が危なげなく準々決勝を突破!技術力を見せつけ飛龍を下す

MF高橋隆大(左)のクロスから神田奏真(右)が先制ゴールを奪取(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の準々決勝が5月28日に行われ、静岡学園飛龍が対戦。静岡学園が2-0で勝利を収めた。

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 この準々決勝が静岡学園にとって大会初戦。ここまで清水東日大三島などとの接戦を制してきた飛龍を相手に、攻撃が停滞する時間はあったものの、持ち前の高い技術力を見せつけた。

 川口修監督は「まだまだです。立ち上がりは悪くなかったんですけど、飲水タイム(前半20分)くらいから気が抜けたのか、リズムが崩れた。後半の立ち上がりもそんな感じで。メンバーチェンジをして、ようやくイージーミスがなくなってしっかりボールをつなげるようになった」と不満げにゲームを振り返ったが、相手のハイプレスを華麗にいなしてボールを握り続けた、そのテクニックはさすがだった。

 静岡学園は、キックオフ直後に右サイドのMF髙橋隆大(3年)のクロスでチャンスを作るなど、立ち上がりからリズムを掴んでいく。

 すると6分、高橋のクロスにヘディングで合わせたFW9神田奏真(2年)のゴールで先制。幸先よくリードを奪った。

 その後も強烈なサイドアタックで飛龍ゴールを襲う。全員が懐の深いドリブルで相手を困惑させ、ボールを奪われれば、素早いプレッシングで即座にボールホルダーを囲い込んで奪還し続けた。

 後半に入ってもゲームを掌握したのは静岡学園。球際でより強く当たりにきた飛龍の守備をかいくぐりながら追加点を目指した。

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