藤枝明誠が藤枝東との接戦の末に初の決勝へ!土壇場で2点を追いつかれながらもPK戦を制す

藤枝明誠は接戦を制して決勝へと駒を進めた(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の準決勝が5月29日に行われ、藤枝明誠藤枝東が対戦。藤枝明誠がPK戦にもつれた接戦を制し、決勝へと駒を進めた。

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 立ち上がりはどちらも主導権を譲らず、一進一退の攻防が続く。FW10井藤璃人(3年)を軸に攻撃を展開する藤枝東に対し、藤枝明誠はCBのDF5山本蒼太(3年)を中心に守りを固めながら、攻め入る隙を探った。

 27分に井藤の強烈なミドルシュートを浴びるも、バーに助けられ、かろうじてこれを防ぐと、藤枝明誠はDF4内野仁(3年)の正確なフィードなどからチャンスを作り出していった。

 37分にはMF8香川太朗(3年)のパスに抜け出したFW13遠野翔一(2年)が決定機を迎えた。しかし、これは相手GK1石坂地央(3年)のセーブに阻まれる。結局お互いにゴールを割れないまま前半の40分を終えた。

 後半に入るとオープンな展開となり、徐々に藤枝東に押し込まれる場面が増えていく。43分、45分と立て続けにシュートを受け、60分にはMF7増川暖(3年)に決定機を作られた。

 しかし65分に流れが一変。左サイドでボールを受けた香川が鋭いカットインでDF3枚をかわすと、痛烈なシュートを捻じ込んだのだ。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
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