中高一貫で築き上げた”阿吽の呼吸”!高知が昨年度選手権4強の高川学園を撃破

高知は高川学園を下し2回戦へ(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の1回戦が7月24日に行われ、高知(高知)と高川学園(山口)が対戦。高知が2-0で勝利を収め、2回戦へと駒を進めた。

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 「今季ベストゲームのひとつだと思います。良い試合でした」

 高知を率いる大坪裕典監督がそう振り返る、会心の一勝だった。

 お互いの主導権の握り合いとなった試合が動いたのは、前半終了間際だ。35+5分、高知の右SB・DF3西本翔馬(3年)が左足でシュート性のクロスを供給。これがゴールへと吸い込まれ、高知が先制に成功する。

 後半に入ると猛反撃を仕掛けてくる高川学園に対して粘り強く対応しながら、51分に隙を突いて素早いパスで敵陣を運び、最後はMF7南部翔太(3年)の華麗なミドルシュートで追加点。見事に昨年度選手権ベスト4の強豪を打ち砕いてみせた。

 勝因は、前線で身体を張り続けたFW10角田颯磨(3年)の献身であり、類稀な集中力で再三のピンチを防いだGK1東大稀(2年)である。そして、なによりチームの一体感が素晴らしかった。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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