大分鶴崎 vs 帝京

 それでも、相手の出方を見て、効果的な攻撃を繰り出せるのがチームの良さ。「今日の大分鶴崎は結構前から来ていて、背後への対応が上手く出来ていなかった。そこを増やしても良いんじゃないかと選手たちで話して、両サイドを中心に背後への仕掛けを増やした」。主将の10番FW伊藤聡太がそう振り返ったように、自陣からのビルドアップで大分鶴崎の前プレをかわし、9番FW橋本マリーク識史、7番MF松本琉雅の両翼、そして前線にそびえる斎藤に長いボールを入れた。

 9分には斎藤が倒され得たFKを田中が決めて先制に成功。16分には橋本からのパスを受けた斎藤がキックフェイントでマークを剥がし、冷静に2点目を決めた。この2ゴールによって、前半のクーリングブレイクまで無失点で試合を進めようと考えた大分鶴崎のプランは崩れた。大分の主将4番DF遠山隼都は「想像していた以上に攻撃の力や個々の力が高かった」と悔しさを滲ませる。以降も、攻撃の手を緩めなかった帝京は松本と斎藤が加点し、4-0で試合を折り返した。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)