日章学園が16強入り!終盤の2得点で旭川実を退ける

FW高岡伶颯が追加点を決め日章学園が勝利を手中に(写真=柏原敏)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の2回戦が7月25日に行われた。1回戦で鹿島学園(茨城)に5点快勝で勝ち上がった日章学園(宮崎)と、帝京大可児(岐阜)にウノゼロで勝ち上がった旭川実(北海道)の対戦。

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 ミドルゾーンで攻防を繰り広げることの多かった前半。日章学園はDF3新穂海斗(3年)とDF4工藤珠凜(3年)、旭川実はDF7酒井柚稀(3年)とDF18長谷川羽空(3年)の両CBコンビが堅くゲームを締める試合運びが続いた。

 そんななかでもチャンス構築の可能性を感じさせたエリアがいくつかあった。日章学園は右SBのDF2藏屋明徹(3年)が比較的高いポジションを取る傾向にあり、藏屋が絡めばチャンス構築率が上がりそうな展開。旭川実はFW12和嶋陽佳(2年)とFW2安保悠輝(3年)の2トップに加えて、サイドハーフが上手く絡めた時にゴールの可能性がグッと上がるような構図。

 両者とも前半アディショナルタイムに好機を創出。

 まずは旭川実。起点となった安保と右サイドハーフのMF13鈴木健斗(3年)が連携しながら、最後は左サイドハーフのMF11渡辺健斗(3年)がフィニッシュ。得点には至らなかったがゴール前に確実に迫れた場面だった。その直後には日章学園。ボランチのMF8石田誠二(3年)がドリブルで運び、相手を引きつけながら横パス。MF18皆川春輝(2年)がシュートを放ったが惜しくもポストに阻まれる。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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