「相手はどんどん前がかりになるので、しっかりブロックして、失点に気を付けるべきだった。2失点目、3失点目の時間帯が早かったので、子どもたちが気落ちした部分がありました。流れを持って行かれた。私の持って行き方を誤ったなと思い、力不足を感じています」。原啓太監督の言葉通り、連続ゴールで試合の大局は決まった。以降も昌平の勢いは落ちず、26分には篠田のパスから佐々木がこの日2点目をマーク。31分には小田が放ったシュートのこぼれ球を荒井が豪快に決めた。34分には荒井のパスからゴール前を抜け出した篠田が決めて、6-2でタイムアップ。圧倒的な攻撃力によって、勝負の分かれ目をきっちり物にした昌平が準々決勝へと駒を進めた。
(文・写真=森田将義)
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)