大津 vs 関大北陽(写真=田中紘夢)

 しかし、後半は一転して関大北陽ペース。前半から存在感を見せていた村田将太と東村春を中心に、個人技で崩しにかかる。42分には村田が右サイドを突破してクロスを送るも、惜しくも田中悠矢に合わず。さらに47分、村田がルーレットでマークを外すと、右足で力強くシュート。これが相手の足に当たり、そのままゴール左隅に吸い込まれた。

 なおも攻勢は続く。51分には東村が相手のバックパスを奪い、GK西星哉との1対1を迎えるも、西がファインセーブ。後半は決定機も少なくなかったが、追撃は1点のみに終わった。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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