前橋育英がパーフェクトな試合運びで聖和学園を圧倒!被シュート0本の堅牢を構築

前橋育英のFW小池直矢は今大会2点目を決めた(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の3回戦が7月26日に行われ、5大会連続18回目の出場となる前橋育英(群馬)と、2大会ぶり4回目目出場の聖和学園(宮城)が対戦。前橋育英が2-0で勝利を収め、準々決勝へと駒を進めた。

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 1回戦で長崎総科大附(長崎)を1-0で下した前橋育英は、磐田東(静岡)の出場辞退により2回戦を不戦勝で勝ち上がり。一方の聖和学園は1回戦で立正大淞南(島根)をPK戦の末に破り、2回戦では札幌光星(北海道)との接戦を3-2で制してきた。

 前橋育英が見せたのは、パーフェクトと言える試合運びだった。

 立ち上がりからボールを握り続けた前橋育英は、FW10高足善(3年)の鋭い飛び出しやMF18堀川直人(3年)のドリブル、さらにDF11井上駿也真(3年)とDF6山内恭輔(3年)の両SBのオーバーラップなどを活かして分厚い攻撃を展開していく。

 先制点は33分。右サイドからのクロスをゴール前で受けた左SBの山内が左足を一閃し、ゴールネットを揺らしてみせた。

 後半に入っても試合を支配し続け、38分には高足からのパスをペナルティエリア右で受けたFW9小池直矢(3年)がゴール左隅に鋭いシュートを放ち追加点。リードを2点に広げた。

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