鋭い突破で先制点の起点となった川口瑛大(写真=AOMORI GOAL)
そして5分後には、14番・柏崎大翔のドリブル突破が、弘前南DFのファウルを誘い、PKを獲得。これを小笠原が決めて3-0。
このままでは終われない弘前南は、後半アディショナルタイムに7番・工藤楓都がゴールを決めて1点を返すが、反撃もここまで。3-1で八戸西が勝利を収め、ベスト4進出を決めた。
弘前南は、昨年の新人大会と同じベスト8。青森山田と対戦することを目指していたチームにとって悔しい敗戦となった。試合後、吉岡智監督は、「本当に悔しいです。開始早々の失点が全てです。試合の入りだけは注意するように伝えていましたが、上手く入れず、いつものサッカーができませんでした」と振り返った。
この試合に勝利した八戸西高校は、準決勝で青森山田と対戦する。王者・青森山田を相手にどれだけ戦うことができるのか。この一戦は6月5日(日)、カクヒログループアスレチックスタジアムで11時にキックオフとなる。
(文・写真=AOMORI GOAL)
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選