令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選は6月12日に準々決勝4試合が行われ、15日の準決勝は昌平vs武蔵越生、東京成徳大深谷vs西武台の顔合わせとなった。

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　3大会ぶり4度目の優勝を目指す昌平は、強豪を連破してきた狭山ヶ丘の粘りに苦しみながらも、試合終了直前にFKから決勝点を奪い、2年連続7度目の準決勝に進んだ。

　初戦の3回戦で浦和東に4-0と快勝した昌平は、敵陣に数多く攻め込みながらも、なかなか決定的なゴールシーンを作れなかった。前半10分、MF佐々木小太朗(3年)の左クロスをMF荒井悠汰(3年)がヘッドで合わせたが、わずかに右に外れる。荒井は14分にも、右SB上原悠都(1年)のパスから左足で狙ったが、GKに捕球されてしまう。

　荒井が右サイドを豪胆に進出し、カットインしてから中央にもぐり込んでチャンスをつくれば、トップ下のMF長準喜(2年)は、緩急自在のドルブルでゴールに迫った。