26分には左サイドハーフの金子太一が中央寄りでボールを受け、右足でミドルシュートを放つ。その後もサイドと中央を使い分けながらゴールに迫った。

 前半は押され気味だった東海大諏訪だが、後半は反撃に出る。42分、岡本圭佑がループ気味のミドルを放つと、バーに直撃。最前線の岡本はボールを収めるシーンこそ少なかったが、54分にもミドルを放つなど積極性を示した。守備でも彼をスイッチ役に、中盤の5枚が連動。終盤にかけて走力で上回り、カウンターでチャンスを演じた。

【次のページ】 準決勝 市立長野 vs 東海大諏訪(3)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選