市立長野とは延長戦にもつれる接戦に(写真=田中紘夢)

 試合は70分で決着がつかず、延長戦に突入。先に均衡を破ったのは市立長野だった。78分、黒木陽飛が赤沼晃勇とのワンツーで抜け出してクロス。松下将のシュートが1度はDFに阻まれるも、こぼれ球を自ら押し込んだ。

 しかし、東海大諏訪もすぐさま取り返す。81分、ゴール前で混戦に持ち込むと、藤森大夢が倒されてPKを獲得。これを藤森が自ら沈め、わずか3分で同点に追いついた。その後も攻勢を貫きつつ、ベンチは先を見据えて準備を進める。90+2分、控えGKの栗原陸を投入。延長戦でも決着はつかなかったが、その栗原がPK戦で躍動した。

 2-2で迎えた市立長野の3人目、関日向のキックを横っ飛びでセーブ。小柄な栗原だが、アジリティを生かして見事に掻き出した。その後は互いに1人ずつ失敗し、東海大諏訪は、決めれば勝利の6人目・竹田琉哉が成功。死闘の末に選手権王者を破り、イレブンは歓喜の輪を作り上げた。

 東海大諏訪は2度目の優勝を懸け、6月5日に松本国際との決勝に臨む。

(文・写真=田中紘夢)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
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