東海大諏訪 vs 松本国際(写真=田中紘夢)

 守備に追われる東海大諏訪は、ハーフタイムに竹田琉矢、51分に石田拓暉を投入して2トップを入れ替え。フレッシュな選手の力を借り、プレスの強度を保った。

 一方の松本国際は、左右サイドハーフの佐々木と岸琢人がマークに苦しむ。3ボランチを経由しつつ中央を強引に攻め込むも、東海大諏訪の人数をかけた守備を崩しきれない。

 そして松本国際は61分、DF登録の橋崎泰雅を前線に投入。高城泰史とパワーのある2トップを形成して勝負に出た。66分、高城がペナルティエリア右から橋崎に折り返すも、わずかにボールが逸れる。東海大諏訪が相手の変化にも動じず、後半は被シュートを2本に抑えてシャットアウト。2016年に東海大三から改称して以降、現校名で初のタイトルを手にした。

(文・写真=田中紘夢)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選