前回王者と選手権準優勝チームが4回戦で激突!相生学院が関西学院を1-0で破る
ゴールを決めた相生学院20番MF渡辺悠也
5月14日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選4回戦が行われ、相生学院は関西学院と対戦し、前半をスコアレスで折り返すと交代出場のMF渡辺が決勝ゴールを決めて1-0で逃げ切った。これで5回戦に進出を決めた相生学院は8強入りをかけ次戦、尼崎北と神戸星城の勝者と対戦する。
前回大会王者相手に、してやったりの勝利だった。
「相手は兵庫県ではトップの本当に素晴らしチームだったんですが、自分たちのサッカーを信じて、全て練習通りのディフェンス、練習通りの攻撃、得点を交代選手が決めたのも含めて狙い通りのゲーム展開でした」
ゲーム後の上船利徳総監督はそう言って胸を張った。
しかし、相生学院が簡単に勝った訳ではなく、内容で上回っていたのはむしろ関西学院だった。
試合開始から積極的にプレスを仕掛けた関西学院は、10番FW安野撤雄が攻撃の起点を作り、11番MF奥田和翔と15番DF紀伊野拓実が再三左サイドからゴールに迫った。
後半に入り41分にはスローインから安野が右サイドをドリブルで突破すると、パスを受けた9番FW伊藤直哉の左足シュートは左ポストを直撃。チャンスは作ったものの結局最後まで相手ゴールを割る事が出来なかった。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選