玉野光南は創志学園にリベンジを果たした(写真＝寺田弘幸)

　令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）岡山予選、苦杯をなめてきた公立の玉野光南が意地を見せ、メキメキと力を付けている私立の創志学園を下してベスト4へ進出した。

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　試合後、玉野光南を率いる乙倉健二監督は安堵の笑みを浮かべた。その表情に、この一戦に懸けてきた想いが滲み出ていた。

　「最近は私立全盛の時代で、岡山も本当に勝ち上がるのが難しい県になってきている。僕らは今までベスト4の常連だったけど、新人戦、総体、選手権を4大会連続でベスト4を逃してきたんです。だから『自分たちのステージに返り咲こう』っていうことを子どもたちと言ってきましたし、モチベーションはかなり高かったですね」