自慢の波状攻撃で圧倒!多摩大目黒が法政大高を8-1で下し、1次T突破

多摩大目黒のDF10鈴木善は攻守にわたり好パフォーマンスを披露(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメントブロック決勝が5月21日に行われ、多摩大目黒法政大高が対戦。多摩大目黒が8-1で勝利を収めた。

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 多摩大目黒が見せたのは、圧巻の波状攻撃だった。

 遠藤雅貴監督が「引いた相手を崩す練習は何度もやってきたが、今日は緊張とかもあったと思うし、最初はどうしても我慢しきれずに、焦って、前に前に行き過ぎていた。1点目が取れてからちょっとずつ落ち着きが出てきた」と振り返ったように、序盤は攻め急いだ感は否めなかったが、次第に連係が噛み合うと、分厚い攻撃を展開していく。

 後方から何人もが絶え間なくボールを追い越していく攻撃はまさに波のようで、法政大高を飲み込んでいった。

 特に印象的だったのは3バックの一角で先発したDF10鈴木善(3年)だ。ディフェンスラインから飛び出して敵陣深くまで果敢に攻め上がると、そのテクニックを活かして何度もチャンスを創出していった。

 18分の先制点もその鈴木が絡んで生まれている。MF6松本尚也(3年)からパスを預かりペナルティエリア内を切り込んだ鈴木から、MF11斎藤晃土(3年)へと繋いだボールを、最後はFW19足立禅太(3年)が押し込んだ。

 38分にはウイングバックのMF8平出慶澄(3年)がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、それを平出自らが冷静に沈めて2点目。リードを広げて後半へと突入した。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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