都立美原が岩倉を下し初戦突破!先制許すもプレースキックで流れを引き寄せる

鋭い抜け出しで攻撃を牽引した都立美原のFW岡村武遥(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京支部予選が4月24日に開幕し、中支部の1回戦で岩倉都立美原が対戦。都立美原が5-2で勝利を収めた。

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 キックオフからわずか3分でCKから相手DF5押山己波(3年)にヘディング弾を許し、ビハインドを負った都立美原は、それでも焦りをうかがわせず、DF3清水結麻(3年)のプレースキックやFW10岡村武遥(3年)の飛び出しなどからチャンスを作っていった。

 すると先制点を与えてから6分後の前半9分、清水が鮮やかなFKをゴール左に突き刺すと、33分には右サイドから相手DF陣の背後を突いた清水のパスから岡村が押し込み、前半のうちに逆転に成功する。

 その後も、岡村とFW9柳生大我(3年)が何度も相手DF陣の背後を突き、チャンスを創出。31分に柳生が右サイドから抜け出してシュートを放ち、35分、36分には岡村も右サイドから岩倉ゴールを脅かしていった。

 後半に入ると、都立美原はMF8相浦大輝(3年)とMF14安田徹大(2年)の両ボランチの展開力も活かしながら攻撃を組み立てていく。とりわけ相浦の相手のプレスをかわすテクニックは目を見張った。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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