本郷が都立墨田川との壮絶なシーソーゲームを制す!MF頼潤之介が好プレーを連発し、劇的勝利の立役者に
本郷のMF頼潤之介は高パフォーマンスを見せた(写真=多田哲平)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京支部予選が5月3日に行われ、東支部のブロック決勝で都立墨田川と本郷が対戦。本郷が3-2で勝利を収めた。
劇的な幕切れだった
押し気味でゲームを進めたのは本郷。3-4-2-1システムの右サイドではMF6頼潤之介(3年/シャドー)とMF11斎藤寛太(3年/ウイングバック)、左サイドではFW9高橋遼(2年/シャドー)とMF7北永大智(3年/ウイングバック)のコンビネーションで打開を図り、中盤からはボランチのMF10服部雄輝(3年)とMF17高橋隆(3年)が機を見てボールを前に運び、都立墨田川ゴールを目指していく。
10分には服部が際どいミドルシュートを放てば、24分のFKでは服部の蹴ったボールに高橋遼がヘディングで合わせて、都立墨田川をヒヤリとさせた。
崩しの局面でとりわけ際立っていたのが、頼の働きだった。右ウイングバックの斎藤とのテンポの良い連携だけでなく、単独での懐の深いドリブルで何度も敵陣深くに攻め入った。28分には斎藤に決定的なパスを供給し、32分には自らDFをかわして右足で痛烈なミドルシュートを相手に浴びせている。
前半は得点には至らなかったものの、本郷に先制点をもたらしたのも頼だった。後半5分、FW8福原康友(3年)のクロスをゴール前で受けると、冷静にゴールに流し込んでみせた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選