歓喜する蕨イレブン
後半に入ると、先に試合を動かしたのは岩槻北陵。後半5分、前線にボールを送ると左サイドからMF岩原達己がシュート。これがネットを揺らし、先制ゴールを奪う。
勢いに乗る岩槻北陵は直後の後半6分、MF鈴木貴寛が右サイドからボールを運び攻め上がり、中にクロスを送るも、これは蕨GK坂本睦にキャッチされる。
先制を許し、早い時間に追い付きたい蕨は後半16分、FW望月一志が相手陣でボールを奪うと、そのまま自ら運びシュート。これがネットに突き刺さり、同点に追い付く。
さらに蕨は後半19分、CKのチャンスを作るとMF岩永がキック。いったんはクリアされるも、クリアボールを拾った味方からパスを受けゴール前までボールを蹴り込むと、そのまま吸い込まれ逆転に成功する。
なんとか得点を奪いたい岩槻北陵はロングボールを前線に送り必死にゴールを奪いにかかるものの蕨のディフェンスを崩すことができず試合終了。蕨が2-1で岩槻北陵を下し、ブロック決勝へと駒を進めた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選