上尾が上尾鷹の台を押し切り2回戦突破!2年生FW藤原大空はヒールに頭にハットトリック達成

上尾のFW藤原大空は3得点で勝利の立役者に(写真=佐藤亮太)

 令和4年度 埼玉県高校総体の南部支部予選が各地で行われた。

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 Dブロック2回戦では上尾と上尾鷹の台が対戦。上尾が3-1で勝ってブロック決勝に進んだ。

 勝利の立役者は全得点を挙げ、ハットトリックを達成した背番号10FW藤原大空(2年)。

 上尾が終始、試合の主導権を握るなか、0-0で迎えた51分、ペナルティエリア内でMF小川遼馬(3年)のパスをヒールに流し込んで先制点。直後の52分にチームは、センターサークル付近から相手MF松岡丈(3年)にロングシュートを決まられ同点に追いつかれるも、終盤の72分、MF平山直朋(2年)の右からの低空クロスをFW藤原が頭から飛び込み、2得点目。とどめは82分、右SBのDF浅野剛志(3年)のクロスを合わせてシュート。殊勲の活躍を見せた。

 迫れども崩し切れないなか、上尾が押し切った。

 試合後、上尾イレブンからは「PK戦までもつれると思った」「超ガチで気持ち良かった」と安どの声が漏れたのも無理はない。

 この焦れる、もどかしい試合を支えたのは、ふたつの要素がある。

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