U17地域トレーニングキャンプ関西、0-3でびわこ成蹊スポーツ大に敗戦
東山DF志津正剛(写真=森田将義)
2022地域トレーニングキャンプU-17関西の初日が17日にJ-GREENで行なわれた。関西の各府県の責任者が推薦する高2世代の選手を集まったキャンプで、昨年11月には約50人の候補選手が集まり、選考会を実施。その中から、「代表に勧められる選手を選んだ」(京都廣学館・小栗英祐監督)今回は27人の選手が集まり、びわこ成蹊スポーツ大と練習試合を行なった。
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システムは、「攻守両面での作業を強いられる中でも、特徴が見える選手は代表に声をかけてもらえる。個が出るようにと思った」(小栗監督)との理由で、4‐4‐2のダブルボランチを採用。35分×4本のスケジュールで行なわれた1本目はGK塩谷隼汰(履正社)、DFは右から古川大洋(興國)、池戸柊宇(京都橘)、志津正剛(東山)、杉田理人(興國)、ボランチは國武勇斗(興國)、磯貝新之助(奈良育英)、右に福永裕也(京都橘)、左に山門立侑(近江)、2トップに大薗一柊(初芝橋本)、今西佑(関大一)が並んだ。序盤に右サイドで古川が奪ったボールを中に入れ、福永がシュートを放つなどしたが、急造チームの難しさもあり、なかなか決定機まで持ち込む場面が少ない中、気を吐いたのが、50mを6秒以下のタイムで走るスピードスターの大薗。「周りの選手が上手くて、普段チームではできないレベルの選手たちとできる。自分に足りない物を持っている選手が多いと思ったので、吸収したかった」と気合十分で試合に入り、右サイドでカットインからワンツーを仕掛けてシューを放つなど積極的にゴールを狙った。昨年末の選手権を経験した磯貝や志津も随所で持ち味を発揮したが、スコアは動かず1本目を終えた。