東福岡、終了間際に3得点を奪って希望ヶ丘に4-0勝利

希望が丘 vs 東福岡(写真=中倉一志)

 10月30日、第101回全国高校サッカー選手権福岡予選2次予選準々決勝が小郡市陸上競技場で行われ、第1試合で希望ヶ丘東福岡が対戦。今大会初戦となるシード校の東福岡は堅守で対抗する希望が丘に苦しめられたが、終了間際に3得点を奪って4-0で勝利。準決勝進出を決めた。

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 難しい展開の試合で勝敗の行方を決定づけたのは途中交代の江本千泰(3年)だった。77分、同じく途中交代の對島陸人(2年)からのクロスボールに186センチの長身を生かした打点の高いヘディングシュートがゴールネットに突き刺さる。江本千泰にとってのファーストタッチ。これで流れを一気に引き寄せた東福岡は80分に吉岡拓海(2年)がPKを、そしてアディショナルタイムには再び江本千泰がヘディングシュートを決めて勝利を手にした。

 東福岡の18本に対して希望が丘は1本というシュート数が示すように、試合は立ち上がりから一方的にボールを支配する東福岡が攻め続ける展開で進んだ。14分には楫山拓磨(3年)のシュートのこぼれ球を西田頼(2年)を押し込んで先制。そのまま主導権を握るかに思われた。だが希望が丘の粘り強い守備がそれを許さなかった。

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▽第101回全国高校サッカー選手権福岡予選
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