明誠学院 vs 玉野光南(写真=寺田弘幸)

 特徴のあるアタッカーを操るのが3年生の小野光稀だ。パスセンスに長けた10番が攻撃を組み立てていき、攻撃センスの光る東和葉も3列目から出ていった。玉野光南は明誠学院に付け入る隙を見せないまま攻撃を展開していき、37分に伊原が追加点を決めて2-0で前半を折り返すと、45分に東が3点目を、藤本健真が4点目を奪ってベスト8へと駒を進めた。

 試合後、乙倉健二監督は選手たちに「絶対に今日がピークパフォーマンスではない。たくさんの課題を残したので、来週につなげていこう。もっとお互いにコミュニケーションをとって、小さなミスをカバーしていくこと。そういう細かいところにもっと目を向けよう」と話して、次週の準々決勝へ向けてより高い意識を求めていた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権岡山予選
第101回全国高校サッカー選手権岡山予選