初戦を突破した玉野光南(写真=寺田弘幸)

 これから、私立高校との対戦が続いていく。インターハイの決勝で苦杯をなめた岡山学芸館をはじめ、近年メキメキと力を付けている私立校勢を倒していかなければ全国大会への出場は叶わない。若いタレントたちにとっても、ここからが真価の問われる戦いになっていく。

 乙倉監督が「自分が攻撃陣を引っ張るんだっていうくらいの気持ちでやってもらいたい選手」と期待を寄せる鈴木は、力強く意気込みを語った。

 「光南らしく全員守備、全員攻撃で、118人全員の力で選手権の舞台に行きたい。最近は私立志向の人が多いですけど、僕は私立を倒して全国大会に出ることを中学校の頃から目標にしてきたんです」

 22日に玉野光南は倉敷とベスト4をかけて戦う。

(文・写真=寺田弘幸)

▽第101回全国高校サッカー選手権岡山予選
第101回全国高校サッカー選手権岡山予選