星稜、電光石火の2発で勝利を手繰り寄せる!鵬学園を下し3連覇達成
星稜が全国へ
電光石火の2発で勝利を手繰り寄せた。
11月6日、第101回全国高校サッカー選手権石川予選決勝が行われ、星稜が鵬学園を4-1で下して3年連続31回目の出場を決めた。
「鵬さんは力があるので、自分たちは守備から入ろう。その上でストロングポイントであるセットプレーやロングスローを多く取っていこう」(河合伸幸監督)
星稜と鵬学園の力は互角。令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)石川予選決勝でも1-0の接戦で、試合の入り方を間違えればどうなるか分からない。そうした状況を踏まえ、星稜はボールを繋ぎながら攻撃を仕掛けてくる相手に対し、前線から組織的なプレスを掛けながら速攻やセットプレーを主体としながら付け入る隙を伺った。すると、6分だ。中盤から一気に前線にボールが入ると、キャプテン・FW山下陸(3年)が相手の背後を取る。ボールを収めてPA内に入ると、こぼれ球に右サイドハーフのMF宮前匠真(3年)が反応。冷静にシュートを流し込み、早々に先制点をもぎ取った。流れを掴んだ星稜は一気に畳み掛け、9分には宮前の左CKをCB猿楽侑也(3年)が頭で合わせて追加点。開始10分で2-0とし、星稜が試合の流れを掴んだ。
▽第101回全国高校サッカー選手権石川予選
第101回全国高校サッカー選手権石川予選