東京都市大塩尻 vs 松本国際(写真=田中紘夢)

 しかし、先手を取ったのは都市大塩尻。35分、MF高橋圭太がクロスを上げると、GKが弾いたこぼれ球をMF平松知也が押し込んだ。

 松本国際はペースを乱されたかと思いきや、すぐさま反撃に出る。38分、DF元木竜也のパスを受けたFW高城泰史が力強い突破で相手を振り切り、ペナルティエリア内に進入。GKが飛び出してきたところでゴール左隅を突いた。

 後半は膠着した展開が続いたが、都市大塩尻は58分、FW宗村和平の左足で巻いたシュートがポストを叩く。守備では4-4-2のブロックを保ち、ボールを奪うとシンプルなサイド攻撃で仕留めにかかった。松本国際はテンポが上がらずに攻めあぐねたが、70分に均衡を破る。MF二木楓の縦パスを受けた高城が相手を背負いながら反転してシュート。こぼれ球をMF北村健が押し込んだ。

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▽第101回全国高校サッカー選手権長野予選
第101回全国高校サッカー選手権長野予選