松商学園 vs 松本国際(写真＝田中紘夢)

　その後も松本国際がボールを握る展開が続く。松商学園はMF雪本泰雅のドリブルやFW陶山快斗のロングスローで攻め込むも、なかなか決定機を作れない。

　すると33分、松本国際は岸が右サイドで1人かわすと、角度のないところからニアを撃ち抜く。試合を決定づける3点目が生まれ、3-0で前半を折り返した。

　後半は松商学園が反撃に出る。エースのFW市ノ瀬純大に収まるシーンが増え、全体が前向きに押し上がった。51分には右脚に痛みを抱えるドリブラー・山嵜悠を投入し、さらに攻勢を強める。

　73分にはその山嵜がカットインからシュートを放つも、枠を捉えられず。松本国際は追加点こそ奪えなかったが、3バックを中心に無失点でクローズした。

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