先制ゴールで喜ぶ浪速イレブン(写真＝会田健司)

　第101回全国高校サッカー選手権大阪予選の1次予選1回戦が8月28日に行われ、阪南会場第2試合で浪速と大冠が対戦した。

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　今年のインターハイでは中央トーナメント1回戦で興國に敗れたものの、東大阪大柏原を倒し32強入りした浪速。一方、前回大会で快進撃を続け、見事に16強入りした公立校の大冠。

　この1回戦屈指の好カードとなった試合は、序盤から浪速がペースを握る。

　スタメンを3年生で固めた浪速は前線から17番MF堀壱成が豊富な運動量で積極的にプレスを仕掛け、中盤も連動した守備からセカンドボールを回収し攻撃につなげる。

　すると18分、右サイドからのクロスをファーサイドの10番MF笹川泰人が見事に胸でコントロールすると、前に出たGKをみながら落ち着いてシュートを流し込んだ。