全くカラーの異なる両チームが自分たちの武器を全面に押し出しぶつかり合った。
2ゴールを決めて勝利に貢献した西条は「今まで経験したことのない強度でした」とインターハイで全国大会も経験した関大北陽の強さと速さについてコメント。
関大北陽の矢田竜之監督は「桃山は攻撃力のあるチームでしたので前半ゼロで行きたかったんですけど、立ち上がり30秒での失点でガラッとゲームの組み立てが崩れてしまった」と予想外の早さで先制点を奪われたことを悔やんだ。
アクシデントも乗り越え、難敵を撃破した桃山学院。堀監督になってからは選手権で初の大阪4強入りとなるが、自分たちの積み上げてきたサッカーを存分に発揮し頂点へ向かって突き進んでいる。
これで準決勝に駒を進めた桃山学院は次戦、前回大会王者の阪南大高を破った興國とヨドコウ桜スタジアムで激突する。
(文・写真=会田健司)
▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選