先制点に絡み選手権初ゴールも決めた履正社FW古田和之介(写真=会田健司)

 府3部リーグ所属のため1次予選2回戦から登場し初めて準決勝に勝ち上がってきた大阪商大堺がユース年代最高峰のプレミアリーグWESTに所属する履正社に挑んだ一戦。

 試合は序盤からボールを握る履正社に対し、大阪商大堺は相手の攻撃の起点となるFW9古田和之介(3年)を徹底マーク。何度かボックスに侵入されながらも粘り強い守備で決定機を作らせない。

 しかしそれでも履正社がゴールを打ち破る。32分、左サイドをMF10名願斗哉(3年)がドリブルで突破しクロスを上げると、相手DFのクリアをFW14川端元(3年)が触りこぼれたところを古田が右足で狙う。このシュートはGKにセーブされるも「古田のシュートがこぼれてくると思っていた」と詰めていたMF8小田村優希(3年)が右足でゴールに押し込んだ。

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▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
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