大阪商大堺イレブン(写真=会田健司)
小田村の選手権3戦連発弾となるゴールで先制した履正社は39分にもDF16森田夢生(2年)のクロスからゴール前でフリーになった小田村がヘディングシュートを放つも、ここは商大堺GK1大川愛翔(3年)がファインセーブ。履正社1点リードのまま前半を終える。
前半は1本もシュートを打てなかった大阪商大堺だったが、守備の面では履正社を最少失点に抑え後半に繋げた。
後半もボールを握るのは履正社。しかし大阪商大堺の守備陣は崩れず、履正社が追加点を奪えないまま試合は終盤へ。
すると71分、大阪商大堺はクロスボールが跳ね返されたところをMF6谷岡仁(3年)がダイレクトで右足を振り抜く。このキャプテンが放った強烈なミドルシュートはクロスバーを直撃。惜しくも同点ゴールとはならず。
この試合最大のピンチを凌いだ履正社は時間を使いながらアディショナルタイムを迎えると、90+4分にカウンターから古田がダメ押しの2点目。直後に試合終了のホイッスルが鳴り履正社が2-0で大阪商大堺を下した。
▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選