すると25分に試合が動く。右CKからのMF11千葉大舞のボールにニアポストに走り込んだDF3常藤奏がドンピシャで合わせ、ヘディングシュートをゴールネットに突き刺す。興國が相手の攻撃に苦戦しながらも、今年の強みでもあるセットプレーから先制に成功した。
押し気味に試合を進めながらビハインドを背負った桃山学院だったが、失点後も攻めの姿勢は変えず。特に下代が前を向いてボールを持った時にはチャンスが生まれ、石井が積極的にシュートを放てば長身FW19西条将太がヘディングでゴールを狙っていく。
対する興國も千葉とMF10宮原勇太のコンビで優位に立った左サイドを中心に押し返す。前半はこのままスコアが動かず1-0で前半の40分を終えた。
▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選