芦屋学園 vs 滝川第二
そうしたわずかな隙を滝川第二は逃さず、20分にはDF 3濱邉快斗(3年)の左クロスのこぼれ球をDF5亀井大和(3年)が豪快なボレーで叩き込んで、1点差に。40+2分にはPA前で得たFKを亀井がヘディングで合わせ、2‐2で前半を終えた。
勢いに飲まれてもおかしくなかった芦屋学園だが、チームに動揺した様子は見られない。「昨年の選手権や今年のインターハイもそう。新人戦も辞退しなければいかなかった。リーグ戦もプリンスを狙えるはずなのに、ずっと県2部にいる。悔しい想いが多すぎて、鍛えられた」(許監督)。後半に入ってからは守備力も高いDF15西脇輝(3年)をアンカーに入れて、システムを4‐4‐2から4‐1‐4‐1に変更。同時に打開力のあるFW10出口遼人(3年)、FW18野田恵佑(3年)を入れて、滝川第二に再び挑んだが、スコアは動かず80分を終えた。
▽第101回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第101回全国高校サッカー選手権兵庫予選