終了間際の劇的弾に喜ぶ佐野日大の選手たち

　11月5日、第101回全国高校サッカー選手権栃木予選の準決勝が行われ、第100回全国高校サッカー選手権栃木予選準優勝の佐野日大と同8強の國學院栃木が対戦した。

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　試合は序盤から慎重な立ち上がりを見せる両チーム。しかし國學院栃木が徐々にペースを握り始めると、ボールを保持し、MF10後藤颯汰(3年)やMF12佐藤颯哉(2年)らを中心に自慢のパスワークを見せながら佐野日大ゴールへと迫っていく。

　対する佐野日大はサイドから崩しにかかり、時に縦に速い攻撃を見せつつ、セットプレーではFW10大久保昇真(3年)やDF16高根澤賢(3年)ら長身選手にボールを集め得点を奪いにかかる。前半17分、サイドからのクロスをゴール前で受けたMF23福田一樹(2年)が強烈なシュートを放つも、これは國學院栃木GK1菊田謙心(2年)の正面。得点には至らない。

　前半22分は國學院栃木。後方からのロングフィードをMF24関根輝大(2年)が収めシュートを狙うもジャストミートせず相手DFにクリアされる。

　その後は攻守の入れ替わりが激しい攻防を繰り広げる両チーム。互いにチャンスを作りながらもスコアを動かすことはできず、前半をスコアレスで折り返す。