岩槻が巧みな2ゴールで杉戸を下して2回戦へ!強烈ヘッドとトリックFKが炸裂
岩槻の攻撃の軸を担ったMF大西兼人(写真=多田哲平)
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選の1次予選1回戦が8月20日に行われ、岩槻と杉戸が対戦。岩槻が2-0で勝利を収めた。
3年生が主体の岩槻に対し、杉戸はすでに3年生は引退し、1、2年生のみの構成。「今年で終わるわけじゃない。失うものは何もないだろ!」と福島道夫監督に発破をかけられて臨んだ杉戸は、立ち上がりから攻め込まれながらも、DF3飯田康太(2年)を中心にはね返していった。
岩槻のテンポの良いパスワークに粘り強く対応してゴール前を崩させず、ボールを奪えば、右サイドのMF8村井颯太(2年)、左サイドのMF9中村昇平(2年)を起点に打開を図った。中盤ではMF6鈴木佑太(1年)とMF7小枝幸成(1年)のダブルボランチが運動量豊富にパスを受けては散らし、FW10原田和弥(2年)とFW18濵禎寛(1年)は相手の背後を狙い続けた。
それでも、流れはなかなか変わらず、後半に入っても主導権を握ったのは岩槻だった。
▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選