熊谷農が3-1で岩槻北陵を下して初戦突破!キャプテン笠原琉壱が大きな存在感

熊谷農はMF笠原琉壱(9番)の先制点など前半だけで3得点(写真=多田哲平)

 第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選の1回戦が8月20日に行われ、岩槻北陵熊谷農が対戦。熊谷農が3-1で勝利を収めた。

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 熊谷農はFW11大澤燎(2年)、FW4高橋天空(2年)、MF6野口大空(2年)、MF7内田瑛登(3年)というアタッカー4人がスピード豊かに敵陣を攻略していく。一方の守備では、長身FW18井出冬馬(1年)をターゲットにして力強く攻め込んでくる岩槻北陵の攻撃に対して、DF2村井俊太(3年)とDF3内海龍ノ介(2年)が素早いカバーリングを見せてゴールに迫らせない。

 そんな熊谷農において、とりわけ大きな存在感を放ったのがキャプテンのMF9笠原琉壱(3年)だった。巧みなパスで攻撃のテンポを生み出せば、9分には鮮やかなFKをゴール左に決め込みチームを勢いに乗せる先制点をゲット。また精神的支柱にもなり、味方が好プレーを見せれば「ナイス!でも、もっと判断早くしよう」と鼓舞し続けた。

 18分の追加点もその笠原のシュートから生まれている。笠原のシュートがバーに弾かれたところを高橋(天空)が押し込んだものだ。さらに左サイドハーフの内田の切れ味鋭いドリブルも印象的。この俊足ドリブラーは40+2分に左サイドを突破し、冷静にゴール右を撃ち抜いている。

 ダイナミックな攻撃を披露した熊谷農は前半だけで3点のリードを得て、試合を折り返した。

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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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