川口北のFW大久保陽太は4ゴールと決定力の高さを見せつけた(写真＝多田哲平)

　第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選の1次予選ブロック決勝が8月27日に行われ、川口北と深谷一が対戦。川口北が6-2で勝利を収め、1次予選突破を決めた。

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　立ち上がりから30分頃までは両チームとも強度高く、中盤での主導権争いが続く。お互いにゴールに迫れず、チャンスは20分に左サイドを抜け出た川口北FW10大久保陽太(3年)のシュートくらい。

　それでも30分過ぎから川口北が次第に押し込んでいく。サイドハーフのMF8中谷柊介(3年)とSBのMF9船越健太が好連係を見せる左サイドから打開を図っていった。

　すると32分、左サイドを突破した中谷のクロスに大久保が滑り込みながら合わせて先制点をゲット。均衡を破ってみせる。

　さらに川口北は37分にも船越のクロスから再び大久保のシュートで熊谷ゴールを脅かす。これは惜しくも枠を外れたものの、追加点の匂いを感じさせた。