埼玉平成vs本庄東

　第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選は10月9日、例年と同数の52校が参加して決勝トーナメントが始まり、1回戦22試合が行われた。

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　1回戦シード校の埼玉平成と本庄東の対戦。

「相手（埼玉平成）はボールを繋いでくるので、前から行くのか、ブロックを引いて守るのかを話をした時に選手から『前から行こう』という声があったので、アグレッシブに行きました」（中村勇介監督＝本庄東）

「前から行こう」の言葉通り、本庄東が勢いよく入り試合序盤は押し込む展開に。セットプレーなどから何度も決定機を作るも、埼玉平成のGK1田村仁乃(3年)の素晴らしいセービングに阻まれる。

　試合が動いたのは32分だった。埼玉平成は、MF8大久保夢牙(2年)のクロスをMF10相馬陸斗(3年)がダイレクトであわせて先制に成功。その6分後には、FW21古川頼杏(3年)が追加点を決め前半を折り返す。