浦和南のFW立沢太郎は空中戦の強さや巧みなポジショニングで攻撃をリードした(写真=多田哲平)

 49分にはFW24榎本英治(3年)とDF2行方颯汰(3年)の好連係で右サイドを崩して安重のシュートにつなげ、55分には安重の突破から、56分には梅原のドリブルから浦和南ゴールを襲った。

 待望の追加点が生まれたのは67分。安重からのグラウンダーのパスをゴール前に走り込んでいたMF7貮百免稜也(2年)が合わせてゴールネットを揺らす。飛び出してきたGKをチップキックでかわす技ありゴールだった。

 一方で守っては、DF3佐藤里琥(3年)とDF5岩片啓太朗(3年)の2CBとGK1滝駿太(3年)が粘り強く奮闘。終盤まで浦和南の猛攻にさらされながらも、これをはね返していく。74分と75分にCKから立て続けに作られた決定的なピンチも凌ぎ、見事に最少失点に抑え切った。

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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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