武蔵越生は惜しくも敗退(写真＝河野正)
リーグ戦とは違ってやや守勢に回り、耐える時間が続いた武蔵越生は前半34分、FW荒関龍（3年）がゴール前から惜しいシュートを狙ったが、わずかに左へ外れ、前半は0-0で折り返した。
浦和学院は後半4分、この試合で初めて獲得したCKから決勝点をもぎ取る。左SB山岸優飛（3年）が蹴った右CKを、181センチのFW上田海輝人（3年）がニアサイドでヘディングシュート。ゴール左隅に勢いのある弾道が吸い込まれ、県内屈指のGK関根も及ばなかった。
その後はなかなか加点するチャンスが訪れず、26分にFW石川真稀（3年）が、右から際どいシュートを打ったが、わずかに枠を捕らえられなかった。
守っては183センチの伊藤日陽、177センチの遠藤大河（ともに3年）の両CBを中心にクロスとハイボールを跳ね返し、中央からの進撃にも体を張った守りで大きなピンチを招かなかった。
▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
