浦和学院が持ち味の高さを攻守に生かして難敵・武蔵越生撃破

浦和学院イレブン(写真=河野正)

 第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選第5日は10月30日、観客に一般開放された浦和駒場スタジアムで準々決勝の残り2試合が行われ、第2試合は浦和学院が1-0で武蔵越生に競り勝ち、19年ぶり5度目のベスト4に進んだ。11月6日の準決勝(埼玉スタジアム)で東京成徳大深谷と対戦する。

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 両校はともに県S1リーグに所属し、5月22日の第6節は武蔵越生が2-1で勝ち、9月23日の第15節も武蔵越生が3-1で快勝していたが、今季公式戦3度目の対決では、浦和学院が持ち味の高さを攻守に生かして難敵を打ち破った。

 浦和学院は試合への入りが良く、決定的なシュートこそ少なかったものの、両サイドからいい形をつくって堅守の武蔵越生を揺さぶった。

 前半2分、FW松代陽翔(3年)のループシュートがわずかにバーを越え、4分のMF坂間真翔(1年)の強烈な一撃は、名手のGK関根拓郎(3年)に弾き飛ばされた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選