PK戦の末に勝利を収めた佐原(写真＝多田哲平)

　第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の2次トーナメントブロック決勝が9月11日に行われ、稲毛と佐原が対戦。佐原がPK戦の末に勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。

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　試合全体を通じてどちらかと言えばチャンスよりもピンチの方が多かった佐原だが、力強く勝ち切ってみせた。

　佐原の先制点は開始早々に生まれた。4分、CKの流れからMF24菅谷凌多朗(2年)が右足でゴールネットを揺らす。

　その後、前半は稲毛の攻撃をはね返しながら、インサイドハーフのMF10藤﨑準矢(3年)と菅谷を起点に相手の背後を狙っていったが、徐々に押し返される。

　後半に入ると稲毛に押し込まれる時間がさらに増加。すると49分にCKの流れからMF10岩井悠一郎(3年)にゴールを許して同点とされる。