柏井のFW松本大地は再三鋭い飛び出しを見せ1得点(写真＝多田哲平)

　第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント1回戦が10月10日に行われ、千葉経大附と柏井が対戦。柏井が2-0で勝利を収め、2回戦進出を決めた。

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　昨年度の対戦(ブロック代表決定戦)でPK戦の末に勝利した柏井に、今年も軍配が上がった。

　県4部リーグ所属の千葉経大附に対し、県3部リーグ所属の柏井が見せたのは、抜け目なく勝ち切る勝負強さだ。

　試合を通じてどちらかと言えば千葉経大附により多くのチャンスを作られたが、DF3中島凛(3年)、DF4高石颯斗(3年) 、GK1鈴木昴(3年)が体を張り続けて無失点に抑えた。

　とりわけGK鈴木の奮闘は見事。12分には相手FW7伊藤碧(2年)のミドルシュートを止め、37分にも縦パスに抜け出した伊藤との1対1をストップしてみせた。

　攻めては1トップのMF8稲垣遥斗(3年)とウイングのFW10松本大地(3年)が鋭く相手の背後を突き、ゴールに迫った。