相手は昨年度を含めて過去7度の全国出場を果たしている超強豪。そんな相手に怯まず、中央学院は持ち前の個人技を生かして前半からリズムを掴んだ。
「ポジションにつくな。ミニゲームのようにやれ」という濵田寛之監督の指示の下、ポジションに縛られることなくアドリブ勝負で展開する攻撃は、それでもスムーズかつ豪快だ。
中盤のFW10国本遥大(3年)とMF8川村俊(3年)の両ウイングは懐の深いボールキープでタメを作り、DF16田中晴祈(2年)とMF20高橋旺良(2年)が後方から駆け上がりこの2人と好連係を構築。高強度のプレスをかけられても、時に巧みな足技で、時には小気味良いパスワークでいなしていった。
▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選