延長後半にMF竹田健剛が勝ち越しゴール(写真＝多田哲平)

　第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック1回戦が10月2日に行われ、駒込と早大学院が対戦。早大学院が延長戦の末に3-1で勝利を収め、2回戦進出を決めた。

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　結果的にT3リーグ(東京都3部リーグ)所属の地力を見せた早大学院だったが、立ち上がりは思わぬ形で出端を挫かれる。ロングボールで背後を狙ってくる駒込に押し込まれると、開始わずか2分で先制点を献上するのだ。MF9坂倉乾太(2年)に守備陣の裏を取られると、そのパスに合わせたFW19月村桜人(2年)にゴールを許す。あっという間の先制劇だった。

　早くもビハインドを負った早大学院だったが、それでもMF10竹田健剛(3年)とFW19正垣創太(3年)の両ウイングの運動量を活かしながら徐々にパスワークを加速させてリズムを掴む。

　前半は駒込の粘り強い守備に手を焼いたが、その堅牢を破ったのは60分、竹田が蹴った左CKに合わせたDF2日高凌大(3年)のヘディング弾で同点とした。