高速カウンターから大量5得点を挙げた国士館が東海大菅生に勝利するも許されない“2失点”

右サイドから何度も進入し2得点を奪った国士舘MF10原田悠史(写真=佐藤亮太)

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選3回戦が10月15日に各会場で行われた。

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 国士舘東海大菅生との一戦は、今年の令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメントブロック決勝以来。このときは3-2で国士館が逆転勝利をおさめた。

 約5カ月ぶりの再戦となったゲームは両チーム合わせて7得点が入る展開となった。

 先制は国士館。前半8分、コーナーキックのシーンでMF7島田龍(1年)が押し込むと21分、ふたたびコーナーキックからクリアボールを拾ったMF4濵田大和(3年)がミドルシュートを叩き込み2点目。

 猛攻やまず、41分、左サイドのクロスからゴール中央MF10原田悠史(2年)がダイビングヘッドで3点目。後半に入った9分、MF10原田が右サイドから進入。ボールを取ろうと出てきたGKをかわして4点目を挙げ、試合を完全掌握した。

 このままでは終われない東海大菅生。後半31分、フリーキックからDF3竹内綾(3年)が押し込むとその3分後FW11伊藤大聖(3年)が強引な突破から蹴りこみ、意地を見せるもここまで。

 38分、PKのチャンスを得た国士館。主将DF5山本辰樹(3年)がきっちり決め、突き放し、5-2で勝利。準々決勝進出を決めた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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